うまだしとは

伝統製法を進化させ
旨みと香りを高めた炭火焼きあご

日本有数の“あご”の水揚げ量を誇る長崎県平戸市で「うまだし」の炭火焼きあごは作られています（“あご”は九州の方言でトビウオのこと）。「海産物のわたなべ」さんが開発した専用の焼き機を使い、炭火でしっかり火を通し、濃厚な旨みと香りを引き出します。その後、数日かけて乾燥させ、さらに旨みを凝縮。この独自製法により、一般的なものより旨み成分が約1.5倍^＊も高い焼きあごの生産を実現。この手間暇が「うまだし」の味を支えています。
^＊長崎県水産試験場調べ（遊離アミノ酸含有量の比較）

300年以上も続く伝統技術と
人の手で凝縮した深い味わい

「うまだし」には荒節と本枯れ節の2種類の鰹節を使用しています。荒節は枕崎港で水揚げされた鰹を乾燥機で燻し、外へ出して休ませるという作業を10回以上も繰り返して完成。この荒節にカビ付けと天日干しを繰り返し、さらに水分を抜いて旨みとコクを凝縮させたものが本枯れ節となります。伝統製法で丁寧に作られた荒節と本枯れ節が、「うまだし」に深い味わいを与えてくれます。

森の中で長い時間をかけて
育まれる豊かな味と香り

原木栽培の椎茸は短期間でできる菌床栽培とは異なり、自然の中で長い時間と手間をかけて育てます。樹齢15から20年のクヌギの原木に椎茸ができるまで、なんと約2年もの年月がかかるのです。原木の養分をたっぷり吸収して育った椎茸の豊かな旨みと香りは、「うまだし」にかかせない味わいです。