イベント

2019年5月26日(日)~27日(月)
「Gammo(がんも)」POP UP STORE開催!

2019年5月26日(日)・27日(月)の2日間、表参道のイベントスペース the AIRSTREAM GARDENにて、新しい「がんもどき」を提案するポップアップショップ「Gammo(ガンモ)」が開催されました。

今回は、食文化発信webマガジン『umamiのくにから』で「十人豆色~とうふのうまみ旅~」を執筆中のお豆腐プロデューサー・工藤詩織さんと、ケータリングサービスを提供する Mo:take(モッテイク)さんと結成した「Gammo Lab.(ガンモラボ)」チームの企画です。

これまでも豆腐と『うまだし』のコラボイベントやワークショップを企画してきた工藤さんですが、今回は、豆腐を具材とともに丸めて油で揚げた豆腐料理「がんもどき」にユニークな発想を加え、新しい豆腐の食文化を提案すべく、『うまだし』を使った TOFU スナック、 “Gammo(ガンモ)”を開発しました。

 

img1gammoニュージャンルの「がんもどき」、  “Gammo”

 

“Gammo”には、umami(旨味) ・texture (食感)・color(彩り )の3要素が揃うように素材がセレクトされました。今回は、 3要素の一つ、umamiを担う素材として『うまだし』が使用されました。工藤さんいわく、液体調味料を使うと豆腐の生地が水っぽくなりやすいところ、『うまだし』のだしパックの粉末を使えば、水分量を変えずに味付けができ成形しやすいのだそうです。

また、豆腐の生地にあらかじめ味をつけ、サイズを小さくすることにより、“煮物”や“おでん”で食べるイメージの強い「がんもどき」を“豆腐コロッケ”のように手軽につまめるスナックをイメージしたそうです。

 

img2gammo4
“Gammo” 3種

 

今回、提供した “Gammo” は全部で 3種。

豆腐と『うまだし』のみでシンプルに仕上げた“basic”(ベーシック)・トマトとチーズが入りバジルソースをかけて食べる“caprese”(カプレーゼ)・やまやの“めんたいチューブ”を中に詰め、サクサク食感のラーメンスナックをまとったスパイシーな“mentaico”(メンタイコ)。ベースの豆腐にもこだわり、北海道真狩村の人気豆腐店「湧水の里豆腐工房」さんの木綿豆腐が使われました。

img3tofu&umadashi『うまだし』と「湧水の里豆腐工房」さんの木綿豆腐

 

img4gammo_cup店頭ポスターや提供カップには、愛くるしいキャラクター「ガンモ3兄弟」。

 

img5workshop「がんもどき」が掲載された江戸時代のレシピ本などを紹介する工藤さん

 

店内では2日間で全4回、工藤さんによるプチワークショップが開催されました。参加者の方は、豆腐の歴史、がんもどきの由来や地域性について学び “Gammo”に使われている木綿豆腐を試食しながら豆腐本来の味や香りを楽しみました。

なかなか注目される機会がなかった「がんもどき」ですが、呼び名やレシピにも地域性があり、興味深い豆知識が盛りだくさんのワークショップとなりました。なお、参加者の方には、ご家庭でも “Gammo”が再現できるようにオリジナルレシピを公開し、お土産には『うまだし』をプレゼントさせていただきました!

 

img6tasting

 

両日とも晴天に恵まれ、会場の賑わいは絶えることがありませんでした。「がんもどき」に馴染みのなかった10代〜20代前半の世代や、海外からのお客さんも、「うまみ」たっぷりの“Gammo”を堪能していたようです。“Gammo”を体験した方々からは、「もはやこれは新しい食べもの!」「がんもどきにはあまり馴染みがなかったけれど、この“Gammo”なら海外でも流行りそう!」など、さまざまな反響があり、新たな食体験の機会が提供できたようです。

 

img7shop

 

ご来店くださった皆様、ありがとうございました。

工藤詩織さんの『十人豆色〜とうふのうまみ旅』 http://umamino.jp/column/tofu_12
お豆腐プロデューサー工藤詩織:https://www.shiorikudo.com/
Mo;take Magazine インタビュー https://motake.jp/magazine/mamechan01/
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